戦略設計 - オムニチャネル・LTVを意識したグロースハック戦略

EzONEのWebサイト戦略について

① Webサイトは、オムニチャネル(下図)の中のハブになる情報メディアです。マーケティング全体を意識し、商品やサービスを販売するためにどのようにWebサイト活用を行うのかを検討します。

② Webサイトがチャネルとしての機能をしっかり果たすよう、グロースハック戦略によるWebサイトの成長性も検討します。

① 顧客とのあらゆる接点を意識したオムニチャネル

オムニチャネル

オムニチャネルとは、店舗・営業所、複数のWebサイト、広告、メール、各種SNSなど、顧客との接点となるあらゆる販売チャネルを接続させる考え方のことをいいます。リアルとネットがそれぞれに影響しあい、より販促効果の高い効果を得られるように、ビジネス全体を意識したマーケティング戦略になります。

企業活動を行う上で、認知度を高め、売上を伸ばすために営業活動を行うことは必要不可欠です。「オムニチャネル」を意識してWebサイト制作を行うことで、Webサイトの持つ役割とゴールを明確にし、目的に合わせたWebサイト制作を行うことができるようになります。

例えば、企業のブランディングを行うために、ブランドのコアとなる「理念」や「メッセージ」「シンボル」などをデザインを統一させて社内外に伝えたり、実店舗だけでなくオンラインでの販売窓口(ECサイト)を増やして、より広範囲に商品を購入してもらうなど、「何を、どのようにしたいか」によって、戦略や方法も変わってきます。

全体の設計を行って開発し、改善を行いながらWebサイト運用していくためには、どのくらいのリソースをかけて、Webサイトに事業投資をするかの判断も必要になります。EzONEでは、経営者さまの立場に立って、伴走して事業を成功させるために、アドバイザリーとしても対応させていただいております。

LTV(ライフタイムバリュー)を意識したWebサイトの運用

LTV(ライフタイムバリュー)は、1人あたりの生涯時間をベースに、顧客と長く継続した関係を続けることによって、顧客単価を伸ばしていくという考え方です。 『お客さまに出会い』→『商談を行い』→『さらに継続的な関係性を続ける』ために、各カスタマージャーニーでWebサイトの持つ役割を検討いたします。

  1. ユーザーとの接触(マーケティング)

    まだ認知されていないユーザーと最初につながるための入口(営業活動・Web集客・広告・SNS等)を検討します。

  2. 商談(営業)

    具体的なサービス提供(商品販売)までの商談を進めるための施策を検討します。

  3. サービス提供(カスタマーサービス)

    実際にサービス提供または商品販売を行いながら、顧客からのフィードバックや、社内からの改善要望をもとに、Webサイトの中身も改善します。

  4. 関係性の継続(アフターサポート)

    リピーターや紹介を獲得するための施策も検討していきます。

② Webサイト自体の成長を考えたグロースハック戦略

グロースハック

作成したばかりのWebサイトの場合、認知度に応じたアクセス数の見込みしかありません。

認知度を高めるためには、SEO対策やSNS活用を行いながら、マーケティングによってオーディエンスユーザーを獲得し、そこからそれぞれのタイミングで戦略を適宜見直す必要があります。

Webサイトの運用には、リソース(予算や人材)がかかりますので、「何を目標にし、どこまでやるのか?」「予算や時間がない場合、できる範囲でどうするか?」ということを前提に、現実的に実現可能なプランを策定することが大切です。

机上の空論にならないよう、しっかりしたビジョン設計を行って、Webサイトの成長を促します。

グロースハックとは、ビジネスの成長を推進するための戦略のことです。市場のシェア拡大、顧客になる層の拡大を目的にしています。具体的には、新規顧客を惹きつけ、既存顧客のリピーター率を高めること、別の新しい市場を開拓することなどが含まれます。マーケティング、プロモーション、プロダクト改善など、さまざまなビジネス戦略を組み合わせて、適宜対応していくことで、ビジネスの成長が期待できます。

AARRRモデルを参考にしたWebサイトの成長フェーズ

Acquisition(ユーザー獲得)

まだ認知されていないユーザーと最初につながるための入口(営業活動・Web集客・広告・SNS等)を検討します。

Activation(活性化)

Webサイトを訪問したユーザーが、どのようにWebサイトを閲覧し、具体的に行動しているかをアクセス解析結果をもとに判断し、サイト運用改善に取り組みます。

Retention(継続)

ユーザーがWebサイトを訪問するための機会を用意するために、定期的なコンテンツ配信や、イベント開催等の告知を実施し、継続利用するユーザーを獲得していきます。

Referral(紹介)

実際の顧客になったユーザーが、SNSを使った紹介やコンテンツシェアをしてくれるような仕組みを検討し、プロモーションを行ってまいります。

Revenue(収益化)

Webサイト制作や運用にかかった費用に対し、効果が上回るように継続的な改善を行いながら、PDCAを回していきます。対応する人材も必要になりますので、随時勉強会なども実施しながら継続改善に取り組みます。

ビジネスごとにカスタマージャーニー(ペルソナが貴社の製品やサービスを購入するタイミングや接点を可視化したもの)を検討し、1つ1つ丁寧にWebサイトに落とし込むことで、成長するWebサイトにしていきます。Webサイトの運用には時間がかかるため、できるだけシンプルで、運用負荷が少ない方法をご提案しながらサポートさせていただいております。