個人でも相談できる小規模システム開発 - フリーランスへご依頼

小規模システム開発とは?

個人でのシステム開発

「システム開発」は、個人規模で開発できる小規模開発から、大手IT企業が開発する国の行政システムや、銀行・保険、生産管理、会計管理、労務管理など、多岐におよぶ開発があります。

また、導入される技術(テクノロジー)や、ネットワーク環境などもさまざまで、予算や目的に合わせて開発を行う必要があります。

システム開発の種類

システム開発を行う際は、事業や業務を効率化させるために、さまざまな方法によって開発が行われます。

たとえば、組み込み系開発(家電製品や自動車などに直接組み込むもの)や、ウェブ・モバイルアプリケーション開発(スマホやPCで操作できるアプリやWebサイト)、カスタムソフトウェア開発(特定のビジネスに合わせて独自のソフトウェアを用意)など、さまざまなシステムの種類があります。

また、開発するシステムの規模によって、導入する技術や人員・開発体制なども異なります。

さらに、システム開発会社によって対応できる業務範囲も異なるため、作りたいシステムに合わせて、相談先を選ぶ必要がでてきます。

小規模システム開発でできること

小規模システム開発は、1~5名程度の人数で対応できる中小企業向けシステム開発です。

大手事業者が提供する数万人以上のユーザーを対象にした大がかりな内容ではなく、利用者や管理者が少人数であることを想定した規模の開発になります。

また、作る目的によって、個別の機能の開発か、既存のソフトウェアをカスタマイズするなどの方法がとられ、比較的安価で開発できるところもポイントです。

予算はどのくらい用意すればいい?

システム開発は、開発規模、内容によってかかる費用も時間も大きく異なります。

大規模に行われるシステム開発は、開発期間が1年以上、数百名体制になるなど、各部署が連携して要件定義・設計・開発・運用サポートを行い、組織を管理するマネージャーなどの管理職も必要です。

小規模で行われるシステム開発は、内容によっては1~2ヶ月、パッケージを使った機能拡張だけの開発もあれば、フレームワークを使ったオリジナルシステム開発など、少人数でも対応ができるようなプロジェクトで開発を行います。

予算も開発内容によって変わるため、1度相談をして、ヒアリングをしてもらってから見積り依頼を出すと良いでしょう。出せる予算によって、開発内容を調整できるかどうかも確認しておくと安心です。

システム開発をフリーランスに頼むメリット

ノマドで働くフリーランスエンジニア

フリーランスのシステム開発者は、下請けで開発を請け負ったり、自分自身でコミュニケーションがとれる人は、直接依頼を請けたりするなどして開発に対応してくれます。

柔軟で迅速な開発ができる

小規模なシステム開発のメリットは、要件さえ固まれば、すぐに開発が始まり、納品までスピーディに進むところです。

最初の「相談」のところが1番大切で、意識合わせをしっかりしながら、要望に対して、しっかり理解してもらった上で進めてもらう必要があります。

エンジニアの中には、コミュニケーションが苦手な人も多いため、相互理解ができるかどうかがポイントです。

途中で確認した際に「言ってたことと内容が違う」となってしまうと、修正を繰り返しながら巻き戻して作業を行う必要がでてくるため、そうならないように円満なコミュニケーションを心がける必要があります。

低コストでの実装

小規模のシステム開発は、大規模のシステム開発に比べて、開発に関わる人数が少なく、部署どおしの縦横の連携が不要で、「依頼者」と「開発者」だけで完結することが多いです。

関係者が少なくなる分、予算についてもコストダウンすることができます。

また、ウォーターフォール開発と呼ばれる、最初から全ての機能を完結させて1つのソフトウェアとして製品化するようなものよりも、アジャイル開発と呼ばれる、将来的な拡張に向けて小さなパッケージから用意し、少しずつバージョンアップするような形をとることが多いため、初期費用の面でもコストを抑えることができます。

一部の機能のみ開発もできる

フリーランスのエンジニアは小回りがきき、柔軟な対応を得意としています。

例えば、「このWebサイトに検索機能を実装してほしい」「決済システムだけを導入したい」など、既存のWebサイトに新しい機能を追加するような場合でも、対応ができる可能性が高いです。

組み込み系システムなどは、メーカーなどで管理を行っているため、一部の機能だけを開発するというのは難しいですが、一般に中小企業の方が希望する「業務系システム開発」や「基幹系システム開発」だと、システムによって一部のプログラムだけを変更すればいいなどの対応ができることもあります。(パッケージ化したものは、基本的には開発元に依頼をすることが多いです)

コミュニケーションがとりやすい

フリーランスの人は、日常的にPCの前に座って作業をしていることが多く、チャットツールなどを使ってコミュニケーションがとりやすい環境にあります。

コミュニケーション能力とはまた別の話ですが、連絡ツールとして日常的にSlackやTeams、Messangerや、Chatworkなどを使用している人が多いです。

また、Zoomなどのオンラインでの会議も比較的すぐに対応しやすく、打合せが必要な際は、即日から2・3日以内に対応してくれる可能性が高いでしょう。

システム開発をフリーランスに頼むデメリット

コミュニケーションエラー

フリーランスエンジニアにシステム開発を依頼する場合、どのようなリスクがあるかについて解説します。

依頼する相手によって品質が変わる

システム開発にはクセがあり、その人のスキルや経験によって、プログラムや設計に差がでることがあります。

そのため、ある程度組織規模の大きい環境で開発経験のある人にお願いした方が、「プロジェクト開発」というチームで開発するためのスキルを身に着けていることが多く、色んな人が見て理解しやすい仕様になっている可能性が高いです。

システム開発は独学でも習得できるため、プログラムさえ書ければ実装ができるという可能性もあります。ですが、過去の経験によって、開発のレベルにも影響することがあるため、事前に聞いておくと安心です。

大がかりな仕様に対応するのは難しい

数名規模で開発するシステムは、「要件定義」「設計」「実装」などのシステム開発のあらゆるプロセスを少人数でこなす必要があり、1つ1つのボリュームを増やすと、完成することが困難になっていきます。

大きなプロジェクトが必要な場合は、小規模開発で検討せずに、別の形を検討する必要があります。

メンテナンス性が低くなる可能性がある

少人数で開発を行うと、最初に「レギュレーション」という開発の際のルールを設定することがあまりなく、人によって、作業の手順や実装の方法が変わる可能性があります。

また、案件によっては仕様書を用意しない場合もあります。

開発中は問題がないかもしれませんが、後でメンテナンスを行ったり、別の会社の人に作業を依頼しようとする際に、手直しができずにトラブルになる可能性もあります。

設計書などはできるだけ用意してもらい、仕様変更ごとに更新を行い、それも含めて納品をお願いする方が安心です。

最終的な責任に対して担保されにくい

個人規模での取引は「言った言わない」の水掛け論に発展しやすく、契約の内容もあいまいに進められることがよくあります。

また、フリーランスの開発者によっては、連絡先や所在地などが特定できず、最悪の場合、音信不通になってしまう可能性もあります。

そういった対人関係のトラブルに発展しないよう、あらかじめ内容についてはきちんと相談した上で契約を行い、作業をお願いするようにした方が安心です。

コストを抑えるだけでなく、何かあった際のリスクについても検討しておきましょう。

システム開発が必要な際に検討するべきこと

相談前の事前検討事項

システム開発をスムーズに進めるために、依頼者側で最初に行うことについて解説します。

「何をどのようにしたいのか」目的を明確にする

システム開発を成功させるためには、具体的に「何をどのようにしたいか」についてハッキリした目標を設定することです。

「ペーパーレス化したい(何の業務をどのくらいの範囲で)」「日報をつけるシステムが欲しい」「個別の売上を解析するシステムが欲しい」「会計システムと連動したい」などさまざまなニーズがあるかと思います。

その「やりたいこと」を業務と照らし合わせて理解しておくことで、開発者側も要求されているものが理解しやすくなります。

手戻りなく、後で使いやすいシステムになるように、しっかり検討を行ってから対応しましょう。

「利用者」が誰なのか、ユーザーをハッキリさせる

システムを利用するのが「誰」なのか、を考えることも大切です。

「一般の顧客(年齢層や職業)」「取引先」「社内の人間」など、使う人によって、使いやすさや求める機能が異なります。

システムに合わせて業務改善を行う必要もでてくる可能性があるため、あらかじめ組織にいる人たちで相談を行い、どのようにシステム開発を行うかを考えておきましょう。

システム開発後の運用や、バグが発生した際にどうするのか決めておく

システム開発が終わっても、いざ使いだしてみると、思わぬ不具合が発生したり、接続ができないなどのトラブルが発生することがよくあります。

システムを使う人によって、使い方や環境が異なるため、最初から全く不具合のないシステムというのはほぼ存在しません。

何かしらのトラブルがあった際に、開発したシステム担当者が対応してくれれば1番ですが、連絡がつかない、対応が遅いなど別の問題が発生する可能性もあるため、保守・運用に関しても事前に確認しておきましょう。

「要件定義」の時点で、どこまで実装してもらえるのかを確認しておく

システム開発を行う中で、途中で「やっぱりこうしたい」「新しい機能が欲しい」などの別のニーズがでてくることもよくあります。

その際に、最初の予算内で対応ができるのか、それとも追加の費用がかかるのか、またどこまでの範囲であれば対応可能なのか、など相談できるようにしておくと安心です。

きちんと費用感と内容について認識を合わせて、トラブルのない開発を行うように心がけましょう。

EzONEのシステム開発とご相談

EzONEにて小規模システム開発に対応させていただく際の、対応について解説いたします。

ご相談者さまに合わせたソリューションをご提案

EzONEは、お客さまごとに合わせたWebサイト制作・小規模システム開発を得意としております。

既存のWebサイトに追加の機能が欲しい、課金システムが欲しい、Webで簡単に使えるシステムが欲しいなど、ご用件に応じて、より解決策に近づけるようベストプラクティスをご提案させていただきます。

事前にご不安なことや、困ったことなどがあれば、お気軽にご相談ください。

個別の案件に柔軟に対応

EzONEは、個人のお客さまから、数十名規模の組織で運営されている企業さまのWebサイト、小規模システム開発をよく対応させていただいております。

そのため、小さなご要望(レイアウトを調整してほしい、文言を修正してほしい)などのちょっとしたご依頼でも柔軟に対応させていただいております。

また、同業の方から、スポットでシステム開発のご相談などもよくいただいております。PHP・MySQLでの開発で何かございましたらお気軽にお声がけください。

設計、実装、運用まで一気通貫で対応可能

EzONEでは、最初のご相談から、要件定義、設計、開発、運用サポートまで一元管理で対応させていただいております。

最初から最後まで、全て一元管理を行うため、途中でエラーが起こりにくく、運用後にも同じように対応を行わせていただきます。

チャットツールなどでもコミュニケーションが可能です。

ご相談方法について

ご相談は平日(月~金)9:00から18:00にて承っています。

Zoomによるオンラインでのご相談、お電話、メールにて対応させていただいております。こちらからご相談内容とご希望の連絡手段をお知らせください。